SSDに行こう(移行。。。)
Windows7の起動がめたらやったら遅いので、意を決してSSDに移行することにしました。
長年使っているPCでOS起動用のHDDは日立の500Gを200+300のパーティションで区切って使っています。
200Gの部分がCドライブに相当しますから、この部分をSSDにして、時間のやたらかかってしまうPCの起動時間を短縮してみようという、ありがちなねらいです。
SSDを取り付け、コンピュータ>右クリック>管理のメニューからパーティションを作成し、SSDをフォーマットします。
EaseUS Todo Backup Freeをダウンロード・インストールして、
クローン>パーティションクローンから、
クローン元(クローンオリジナル)のパーティションと
クローン先(目標位置)のパーティションを指定します。
選択肢の「SSDに最適化」と「セクタバイセクタ方式」にチェックを入れます。
よく確認したら、「次へ」で進んでいけば、SSDにクローンが作成されます。
パーティションのサイズをなどを変更できますが、あとからEaseUS Partition Masterというソフトで変更した方がいいでしょう。
EaseUS Todo Backupにはいろいろバージョンがありますが、Free版を選択してください。ほかは有料ですし、個人用途では必要ありません。
BIOSでクローンを起動ディスクに選択して、さて起動・・・めでたしめでたし・・・となるはずでしたが、起動しません。
verifying dmi pool data...
..............
で、固まったままOSが起動してくれません。
ネットを調べるとCMOSをクリアしろ、接続デバイスをすべて外せなどと書いてありますが、すべてやっても効果がありません。困った困った。
色々と考えた結果・・・ブートセクター(MBR)に原因があるのではないかと考え、とりあえず元の構成でPCを起動し、SSDのブートセクターの修復を試みることにしました。
ブートセクターの修復にはbootsect.exeというコマンドを使いますが、標準ではインストールされませんので、Windows7のインストールDVDの中にあるBOOTフォルダをHDDにコピーして実行します。今回はC:\にコピーしてみました。
スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>コマンドプロンプトを右クリックして、管理者として実行します。
c:\boot\bootsect /nt60 G: /mbr
これで、ブートセクターの修復ができると思います。
コマンドラインの中のG:はSSDドライブレターですから、各々の環境によって変わりますので、適宜対応してください。
オプションの/nt60はvista以降のOS用ですので、bootsect.exeのオプションのヘルプをよく確認して実行してください。
かくして、SSD起動用に設定を戻し、SSDからの起動はというと・・・うまくいっている模様です。ただし起動時verifying dmi pool data...と表示されている時間が20秒ほどあります。これは今後の課題でしょうか。
とはいえ、これの問題点を忘れさせるくらいSSDの恩恵は大きいですね。・・・早くやっておけばよかったと思うことしきりです。